enjokaityo’s diary

全日本炎上協会の会長です。「炎上か、炎上以外か」


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【お金の取扱説明書】


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お金の取扱説明書(目次)

はじめに

1. お金の成り立ち
1-1 物々交換がお金の成り立ち?
1-2 物々交換の仲介
1-3 証明書の登場
1-4 銀行の登場
1-5 信用創造の時代

2. お金を稼ぐための洗脳
2-1 ピラミッド構造
2-2仕組みを変える
2-3 4つの戦うステージ

3. 商売の基礎
3-1 商売を知る前に
3-2 商売の基礎
3-3 物流の仕組み
3-4 需要と供給
3-5 独占価格とは
3-6 価格競争から抜け出せ
3-7 ブランディング

4. 財を成すためには
4-1 お金を集めるか、人を集めるか
4-2 生き金と死に金
4-3 元手を作る
4-4 小資本を転がして増やす
4-5 失敗しにくいビジネス四原則
4-6 四原則に当てはまるビジネス
4-7 商売を成功させる3つの力
4-8 ビジネスの計算式と補足

5.資金管
5-1貯金や節約はするべきか?
5-2 どんな投資がオススメか
5-3 ユダヤ式資金管理術
5-4 僕の資金管

おわりに

こちらのコンテンツはどんどん加筆修正を加えます。

 

はじめに

みなさんにとって、「お金」ってどんなものですか?
どんなイメージですか?
怖い
汚い
悪い
豊か
欲しい
信用
欲望

様々な価値観、イメージがあると思います。

僕が「お金」について考え始めるようになったのは20歳を過ぎたくらいからです。

ふと、1番身近にあるものに関わらず、学校で教わったことがないし、
それっておかしいよなって気づいた日がありました

その日から、
本を読んだり
お金持ちに会って話を聞いたり、
借金まみれの人に会ってみたり
いろんなことをして「お金」についての勉強を始めました

その中で僕が学んだこと、実践してきたことを今回noteにまとめてみました

僕の自己満でしかありませんが、マネーリテラシーの向上に繋がればなと思います。

1. お金の成り立ち

1-1 物々交換がお金の成り立ち?
円、ドル、ユーロ、ウォン、元・・・ 国によって使われるお金の単位は違います。
しかし、その用途は国を問わず同じです。
そうです。お金は”物やサービスと交換するための手段”なのです。
では、皆さんが日頃から使っているお金。
正確には、紙幣や硬貨、電子マネーですが・・・ 一体いつから、お金は今の姿になったのでしょうか。 最初のステップは、お金の成り立ちからです。
結論から言うと、お金はもともと「モノ」でした。

実は、買い物、購入、財布、貯金など・・・ お金に関する漢字には、すべて「貝」が入っていることにお気づきでしょうか?

実は、お金の代わりに貝が使われていた時代があるんです。

大昔の人たちは、欲しいものがあれば、自分の持っているモノと「物々交換」していまし た。

しかし、この物々交換にがデメリットがありました。 それは、自分の欲しいモノと、相手の欲しいモノが、一致しなければ、成り立たないと言 うことです。

全く要らないものをもらって、自分が大切にしているものをあげる人はどこにもいません よね?
では、昔の人はどうしたのか。

万人共通で、みんなが欲しがるモノを、物々交換の仲介にしました。

1-2 物々交換の仲介
仲介に使われたのが、例えば、先ほど述べた、貝。 他には、骨や石とも交換していたそうです。

ですが、まだまだ問題は解決しません。 貝や骨だと”持ち運びが不便”でした。
なので次に昔の人が考えたのは、 みんなが欲しがるもので、持ち運びやすいものにしよう! と言うことです。
それで使われ始めたのが、砂金、穀物、布です。
その後に、ようやく、金・銀・銅などの金属と交換されるようになりました。 江戸時代の、大判、小判などもその例です。 江戸時代が終わってから、まだ140年ほどしか経っていないので、意外と紙幣の歴史は浅 いんです。

1-3 証明書の登場
そのうち、
「金じゃなくても、これを持っていたら金と交換出来る証明書っていうのを発行したらよ
くない?」
ということになりました。
そうすることで、わざわざ金を持ち運ばなくても、証明書を持ち運べば、モノを買うこと ができるようになりました。
しかし、これにも問題が発生しました。 誰でも証明書を作れてしまうので、ニセの証明書がで始めたのです。
これではいけない、ということで、銀行が登場します。

1-4 銀行の登場
銀行は、金を預かって、預かった金の量に応じて紙幣を発行しました。
そうすることで、金を銀行に預ければ、銀行から紙幣が発行されて、それで買い物ができ るようになったのです。

もちろん紙幣があれば、金とも交換できます。
しかし、またまた問題が発生しました。

もちろん、経済が回れば、それほどお札の枚数も必要になります。 しかし、銀行は、預かった金の量しか紙幣を発行しないので、お札が足りなくなったので す。

そこでどうなったのかというと、
「これから保有している金の量に関係なくお札を発行する」
「金とはもうお札は交換できない」
という風になっていったのです。

1-5 信用創造の時代
今は当たり前に使っている1万円札ですが、実質はただの紙切れです。
1万円札を1枚発行するのにかかる値段は、1円です。
では、そんな1円の価値しか持たないお札で、なぜ1万円分の買い物ができるのか。 それはお札に、「絶対的な信用」があるからです。

あなたは友人にいきなり 「1万円あげるよ」 と言われたら、もらいますよね?

「1万円札は本当は1円の価値しかないから要らない」
なんていう人はいないと思います。

そうです。 根拠もなしに、みんなただの紙切れに、1万円分の価値があると信じているのです。 紙幣は、信頼で成り立っているのです。

「紙幣があれば、金や銀などの本当に価値があるものと、交換出来る」 という信頼が、このお金の世界を使っています。

例えば、日本の円を、アメリカで使うことはできないですよね?
それはなぜかというと、アメリカでは、円のままでは金や銀と交換できないからです。
なので、いちいち銀行に行って、アメリカでも金や銀と交換できる、ドルに変えてもらう 必要があるのです。

そして今、ブロックチェーン技術の誕生で、お金は紙幣から、目に見えない仮想のものに なろうとしています
「紙幣からビットコインに変わる」と言われても、最初はみんな信じませんでしたよね? しかしそれが、今ではビットコインが当たり前のようにCMで打ち出され、紙幣がなくな る時代が近づいています。 もともと1万円札も、1円で作られる、幻の価値がついた紙切れなのです。

偽札や脱税などが横行している紙幣よりも、ブロックチェーン技術によって不正できない 方が、便利ですよね?

なので、どんどん目に見える紙幣から、目に見えないビットコインなどの仮想通貨に変わっ ているのです。

2. お金を稼ぐための洗脳

2-1 ピラミッド構造
 とは言っても、お金が目に見えようが、目に見えなかろうが、お金の本質は変わりません。

お金の本質は、もう皆さん知っていますよね? そうです、物やサービスと交換するための手段である、ということです。

そして、僕たちは日本という国に生まれました。 日本は、資本主義社会であり、民主主義社会でもあります。
つまり、お金が支配していて、物事は国民が決めていくということです。

つまり、何が言いたいのかというと、 お金をたくさん持っている国民が、支配する側に回れるということです。 世の中をピラミッド構造で表します。

2割の少数の人間が、8割の多数の人間を支配しています。
お金は9割以上を2割の仕掛ける側の国民で分配しており、 たったの1割を8割の大多数で分配しています。なので必然的に、2割の仕掛ける側のお金持ちが、どんどん豊かになっていき、 8割の仕掛けられる側の人間が、どんどん貧しくなっていきます。
「お金は天下の回り物」と言いますが お金は天上でしか回ってないのが事実です。

恨むなら、社会の仕組みを恨んでください。

憎んでも始まらないので、僕は仕掛ける側に回ろうと思いました。 それだけのことです。

残念ながら、国の言うことを真っ当に聞けば聞くほど、8割の人間になっていきます。

ホリエモンこと、堀江貴文さんも本の中でおっしゃっていますが、学校はサラリーマン養成所みたいなところです。

当たり前すぎて、疑問にすら感じないのが、人間の悪いところです。
今から、あなたが洗脳されてきた事実を突きつけます。

まずはじめに、僕らは物心ついた時から、義務教育を受けます。

義務教育は、義務なのです。
つまり、必ず受けなければいけません。

そうすることで、国に都合の良い人間が出来上がっていきます。
では、どんな風に出来上がっていくのか。

まずはじめに、「集団意識」を植え付けられます。
クラス制と言う、30人前後の集団で、小学校、中学校、9年間を過ごします。
みんな、同じ服を着ます。
みんな、同じものを食べます。
みんな、同じことを習います。

そして、校則というルールがあります。
このルールを抜けると、他の皆の前で叱られます。
そうすると、それを見ている人は、ルールを破らなくなります。

「みんなと違うことをするのは悪いことなんだ」 と体が覚えていきます。

ちなみに個人的な意見ですが、 髪の色や、ピアスの有無などが校則に入っていることがダメです。

髪の色を赤にしようが、茶色にしようが、何色でも学習効果に影響はありません。

そして、他人と違うことをしなくなり、個性のなくなったあなたが出来上がります。
あとは簡単です。
国が自分たちの利益になるように、導くだけです。
そう、就職です。
本の学校では、進路相談というのがあります。 進路相談といっても、大きく分けると2つの道しか用意されていません。
進学するか、就職するか。

進学しても、最終的には就職するので、同じですが。

そして就職すると、周りから
「おめでとう!よくやったね」
「これで安定だね」
「ひとまず安心だな」 と褒められます。

人間は、承認されると気分が良くなり、もっと頑張ろうと思います。

さらに、今まで9年以上も就職がゴールだと言い聞かされ、それを信じていたので、 自分がやってきたことが間違っているだなんて思いたくもないので、 脳死して、就職して、頑張って働きます。

就職後も国の洗脳サポートは続きます。

会社を辞められたら、国内総生産が下がっていくので、必死に辞めさせないようにするん です。

それは、ギリギリ生きれるライフラインを確保することです。

あなたの職場が月収20万円だとしましょう。
生活費などもろもろ差し引いて、月に残るお金が5万円だとします。 週5で働いて、2回の休みでお金を使わせます。

お金を使わせようと、テーマパークや映画などの娯楽をメディアで流します。 実際にそこにいくと、楽しいです。

その思い出が残ります。

しかし、お金は減ります。

そうすると、また仕事頑張って、あの幸福を得たい!とまた思うようになります。

そして仕事して、遊んで、また仕事して、遊んで。

自分の人生を生きているようで、本当は仕掛ける側に用意されたステージを回っているだ けです。

ハムスターの、ぐるぐる回るやつに似ています。

ハムスターは、一生懸命走って、遠いところまで来たと思っています。

しかし、飼育ゲージの外から見てる僕らは、ハムスターが同じところをぐるぐる回ってい るだけだって知っています。
8割の仕掛けられる側に回ると、一生回っていることも知らないで、死んでいきます。
これが、資本主義と民主主義のピラミッドなのです。

では、そんなラッドレースから抜け出すためには、どうしたらいいか。 簡単です。
力を付ければ良いのです。

2-2 仕組みを変える
昔から、不変にあるものとすれば、必ず力を得れば支配層になれるということです。
腕力。権力。知力。

時代によって、求められる力は違いました。
そして今の時代の支配層に求められる力は、
財力です。

銀行の話に戻ります。
実は、日本銀行をはじめとする、世界各国の主要銀行を運営しているのは、民間企業だと いうことを知っていますか?

国営ではなく、民営です。

つまり、銀行を運営しているのは、一国民なのです。

その銀行を持っている最強の民間人は誰だかご存知ですか?
はい、あの有名なロックフェラー財団や、
ロスチャイルド一族です。

彼らは、国を持たないあの民族、ユダヤ人です。

世界を牛耳っていると言われるユダヤ人。

なぜ、世界を牛耳ることに成功したのか。
それは、資本主義を確立して、その要となる銀行を自分たちの手で押さえているからです。

銀行創設の際に、世界の主要銀行に、自分の一族の人間を送り込みました。お金が絶対のこの世界で、お金をどのくらい発行するのかも、止めるのかも、すべて自分 たちで決められるのです。
これが、ユダヤ人が文字通り世界を牛耳っていると言われる理由です。

ところで、話はズレますが、ユダヤといったら昔から迫害されてきたイメージがありませ んか? ヒトラーの率いるナチスドイツに迫害され、アウシュヴィッツ収容所で大量虐殺された話 は有名です。では、なぜ迫害されたユダヤ人が世界を支配することができたのか。ここからは、あくまでも僕の考察です。
なので、話半分で聞いてくださいね(笑)僕は、8割のユダヤ人を虐殺したヒトラーを操っていたのが、2割のユダヤ人だと思って います。
なぜなら、そう仮定することで全ての辻褄が合うからです。

まず、学校の教科書ですが、これは国の都合のいいように作られています。

実際に教育に使われる教科書は、文部科学省が認可したものでないと使えません。
それは、国にとって都合の悪い書物は、学習教材には使われないということです。

では、教科書では、ユダヤのことをどう書いていますか?
読めば読むほど、迫害されたことばかりですよね。
アンネフランクを役者にした話ばかりです。では、ユダヤが迫害された話を聞くと、みんなどう思うか。

ユダヤ人かわいそう」 って思いますよね??人間は「かわいそう」なモノに対しては 応援したくなる傾向があります。 頭の良い2割のユダヤ人が、考えそうではないですか?他にもユダヤ人の賢い逸話はたくさんあります。 1つだけご紹介しましょう。世界で最も高価なモノといったら、あなたは何を想像しますか?
僕は、ダイヤモンドを想像します。ぶっちゃけトークをすると、 宝石、特にダイヤモンドの原価は10分の1以下です。
お金の方が全然価値があります。

「えええ!?ダイヤモンドって、金より高いんじゃないの?」
そう思ったあなたは、完全に仕掛けられてます。

よく考えてください。 そもそもダイヤモンドなんてただの石ころ、炭素です。

ユダヤ人は、迫害され、家や家畜などの財産は取り上げられてしまいました。 そこでユダヤ人は、考えました。
小さくて持ち運びやすくて、価値のあるもの。
それが、ダイヤモンドだったのです。では、どうやってダイヤモンドに価値をつけていったのか。 それは、オークションに自分で出品して、自分の仲間に、10倍ほどの値段で落札させた のです。例えば、100万円のダイヤモンドを、オークションで1000万円で落札したとしましょ う。
そうすると、
「ダイヤモンドの価値は1000万円である」 と認識され、そうして市場が作られていったのです。次に同じことが起こるある宝石があります。 ダイヤモンドの一種です。 ピンクダイヤ、ブルーダイヤ、見ていてください。

さて、話はかなりズレました。

先ほど、ラッドレースから抜け出すためには、パワーをつけることと言いました。

そしてパワーとは、資本主義社会の日本では、財力のことです。

では、財力をつけるためにはどうすれば良いか。

答えは簡単です。 「仕組み」 を変えてください。

例えば、世界一の投資家、ウォーレンバフェット。
彼が、あの能力のまま、一生涯をローソンのレジ打ちで過ごしたら・・・ バフェット君だけ能力がすごいから、時給2億!
ってなりますか??なるわけないですよね(笑)
つまり、どんなに能力のある人間でも、コンビニのレジ打ちという仕組みの中では、経済 的成功者にはなれないのです。

なのでまずは、財を成すために、あなたが戦うステージ選択を間違えないでください。

大企業に就職なんて、やめましょう。
安定はしても、成功はしません。

それに、このご時世、大企業に入ったから安心なんていう時代は、空想でしかありません
からね。

2-3  4つの戦うステージ
では、どんな仕組みで戦えば良いのか。解説していきたいと思います。
実は世の中に、お金を得るために戦うステージは4つしかありません。あなたは”キャッシュフロークワドラント”という言葉をご存知ですか? 4つのお金の流れについてお話します。まずは下記の画像をご覧ください。E,S,B,Iの4つのアルファベットがありますよね。 この4つのアルファベットが、あなたが選択できる4つの戦うステージを表しています。1つずつ見ていきます。Employee日本語で従業員という意味です。
アルバイトやパート、サラリーマンなどの職種の方がここに分類されます。 日本人の約6割の方が、ここに当てはまります。

Self-employed
自営業者のことです。
プロ野球選手などのアスリートや、公務員なんかが当てはまります。
日本人におよそ2割います。

Business owner
ビジネスオーナーです。
企業の会長や、不動産収入、印税収入を得ている方々がここです。
およそ17%の方がここです。

Invester
投資家です。
ここでいう投資家とは、バイナリーオプションでちょっと儲けてます、みたいな人は属し ません。

ウォーレンバフェットのような、絶対に負けない投資をする人たちを指します。
3%の方がここに分類されます。

そしてこの4つの戦うステージですが、 ”どこで戦うか”によって人生は大きく、大きく変わります。

さらに、もう少し大きく分けると、2つに分かれます。

Employee Self-employed
この2つのステージは、労働収入です。
自分の体を使い、時間を切り売りして、お金を稼いでいます。

Business owner Invester
この2つのステージは、権利収入(不労所得)です。 自分のお金や、自分で作った仕組みが、自分が働かなくてもお金をもたらしてくれます。 例えば、不動産の家賃収入がそれに当たります。

感のいい皆さんなら、もう気がつきましたね? ピラミッドの2割と、8割の話を思い出してください。
つまり8割の仕掛けられる人は、ずっと労働収入を得ているのです。
なので、万が一病気や怪我をして働けなくなったら、生活保護に頼るしかないのです。

しかし、2割の仕掛ける側は違います。
寝ていても、お金が入ってくるので、もし怪我をしていても安泰なのです。

しかし、簡単にはいきません。 不動産を購入するためには、信頼と大きなお金が必要です。
印税を得るためには、能力が必要です。
投資家になるには、やっぱり大きなお金が必要です。

となると、もうやることは明確ですよね?
何もない状態から2割の仕掛ける側に回りたいのであれば、ビジネスで成功するしかない のです。

3. 商売の基礎

3-1 商売を知る前に
ビジネスというとわかりにくいので、商売と言い換えます。
これから、あなたに成功の手順を先に話します。 100人の成功者がいれば、100通りのやり方があります。
しかし、やることや考え方は、たいてい同じなのです。
最終ゴールは、3%のインベスターになることです。
ビジネスで成功したら、投資の世界に必ずいきます。
堀江さんも、与沢さんも、みんな成功した後に投資の世界に移りました。
では、投資に移るタイミングはいつなのか。
それは、資産が1億円を超えたらです。

これを読んでいるあなたは、約束してください。 資産が1億円を超えるまでは、絶対に投資しないと。
これさえ約束してくれたら、大丈夫です。
いいですか、絶対に1億円を超えるまでは、投資に手を出さないでください。
ただし、1つだけしてもいい投資があります。

それは、自己投資です。 自分の成長につながると感じたことには、どんどんお金を使ってください。

本を買ったり、セミナーに参加したりして、新しい知識をつける。
人に会いに行って、人脈を広げる。
海外に行って、見聞を広げる。
これらの自己投資は、どんどんしてください。

しかし、マネーゲームのような投資には手を出さないでください。 それに投資するくらいなら、自分の事業を大きくするために使いましょう。

3-2 商売の基礎
商売って難しそう・・・ そう思っているあなた、大丈夫です。
実は商売のノウハウは、たった一言で終わります。

「安く仕入れて、高く売る」大切なことなので、もう3回、言います。「安く仕入れて、高く売る」
「安く仕入れて、高く売る」
「安く仕入れて、高く売る」これ以外に、ありません。 どれだけ安く仕入れられるかと、どれだけ高く売れるかの勝負なのです。
僕はこの感覚をゲームと似ているなと感じたのです。どれだけ効率的に利益を生み出せるかのゲームです。
では、安く仕入れるための勉強から、始めていきます。

3-3 物流の仕組み
まず初めに、物流の仕組みについて、知らなければなりません。
物流とは、物の流れのこと。
あなたが普段使っている「物」は、あなたの元に届くまで、いくつかの過程を踏んでいま す。その流れを、一緒に見ていきましょう。

大抵の商品は、工場で作られます。
出来上がった商品を、卸業者が買います。
卸業者は、自分が工場から仕入れた商品を、小売業者に売ります(おろします) 小売業者は、消費者(エンドユーザー)に商品を売ります。
そしてエンドユーザーは、商品を手に入れます。

これが物流です。
では物の値段の面を見ていきましょう。

例えば工場で、Aという商品が作られたとします。
Aを作るのにかかった費用(材料費)が100円だったとします。工場は、もちろん卸業者に、100円以下で売ったら、赤字です。 そして、100円で売っても、赤字です。なぜだかわかりますか?それは、工場では、材料費以外にもお金がかかるからです。
例えば、工場を運営している土地の家賃や電気代もかかります。

従業員へのお給料も払わなくてはいけません。
なので、100円で売っても、赤字なのです。
さらに、そこから工場側の利益を乗せないと意味が無いです。
なので、例えばここでは、卸業者にAを200円で売ったとしましょう。

これで工場の売上は 200円(売れた金額)-100円(材料費)=100円(売上) となります。

では、200円でAを仕入れた卸業者はというと・・・
もちろん卸業者も、利益を取らなくてはいけません。
なので、小売業者に、Aを400円で売ったとします。
200円で買ったAを、400円で売ったので、卸業者の儲けは200円です。
小売業者も同じようにします。 400円で仕入れたAを、消費者に、600円で売りました。
そうしたら、小売業者は200円の利益です。

では、消費者はというと・・・ 作るのに100円しかかかっていないAを、600円で買ったということになりま す・・・
仕掛けられてますね・・・
つまり消費者というのは、物の値段が1番高い時に買っているということです。
これから財をなすと決めたあなたは、仕掛けられていてはいけません。
商売で儲けるということは、生産者か、卸業者か、小売業者になるしか無いのです。

自分で商品を作り、自分でエンドユーザーに売ることが出来れば、かなり利益が出ますよ ね。

それを成し得た2つの企業例をご紹介します。

1つ目は、セブンイレブンです。
もともとセブンイレブンは、外部業者の商品を扱っていました
カルビー社のポテトチップス
・明治のチョコレート
・森永のハイチュウ
これらを消費者に売る、あくまでも小売業者だったのです。
それが今のセブンイレブンは違います。
セブンイレブンも自社で、商品を作るようになったのです。

セブンイレブン社のドレッシングやサラダ
セブンイレブン社のお菓子
挙句はセブンイレブン社の下着まで・・・
どんどん自社ブランド化するようになりました。
2つ目の企業がユニクロです。
ユニクロも、元々は外部企業の商品を販売する小売業でした。
アディダス
・プーマ
・ナイキ
など・・・
それが今では、ユニクロの自社開発した商品しか置いていません。
その思い切った決断で、社長の柳生さんは、世界長座番付でも上位まで上がりましたよ
ね・・・
このようにして、商品を自分たちで製造し、販売すれば、卸業者や小売業者などの仲介の 値段がなくなるので、大きな利益を出すことができるわけです。

3-4 需要と供給
商売をするならば、需要と供給は知っていなくてはいけません。
なぜなら、市場の価格というのは、需要と供給に応じて変化するからです。
そもそも市場とはなんなのか。
英語でマーケットと言いますが、同じ意味です。
よくビジネスの世界で使われる言葉なので、必ず覚えておいてください。

市場(マーケット)とは、需要と供給の関係全般のことを言います。 ということで、どのみち需要と供給の意味がわからないと、市場の意味もわからないので、
説明します。
需要・・・商品がどれだけ求められているか
供給・・・求められているものを提供すること
つまり商売というのは、与える側と、受け取る側がいて、成り立つのです。

例えば、Aという商品が欲しいという欲に対して(需要)、それを与えることができたら (供給)、ビジネスとして成り立つわけです。

そして、その商品の需要と供給によって、商品の価格が決まってきます。
商品の需要と供給の全体枠を市場と言います。

需要と供給のバランスが傾くと、商品の値段は上がったり、下がったりします。例えば、アイスクリームを例として説明します。 夏場と冬場、どちらの方が、アイスクリームは売れると思いますか? これは言わずもがな、夏ですよね。暑いから、アイスを食べたいという欲が需要です。
そうすると企業は、アイスの需要が高いので、アイスをたくさん作ります(供給) もし供給量が増えなかった場合、欲しい人が競ってアイスを手に入れようとするので、価格は上がります。では、冬場はどうでしょう。
寒いので、アイスを食べたいという人は、夏場よりも減りますよね。
つまり、求めている人が少なくなったので、需要は下がったと言えます。
そうすると、企業は売れ残りを避けたいので、
価格を安く設定します。もちろん企業戦略によってはこれは変化します。 例えば、夏場に需要が多いことを見越して、冬場よりもたくさんアイスを作ったら、売れ 残りを避けるために夏場でも価格は下がります。
逆に冬に、需要が少ないことを見越して、全然アイスを作らなくて、市場のアイスの数が 減ったら、価格は上がります。〈需要と供給の関係〉 供給<需要・・・価格が上がる(消費者が競い合って商品を手に入れようとするため) 需要<供給・・・価格が下がる(生産者が売れ残りを避けたいため、価格を安く設定する)基本的には、
物が市場に流通している量が多ければ、価格は下がり
物が市場に流通している量が少なければ、稀少性が増すので、価格は下がる

3-5 独占価格とは
先ほどは、需要と供給の影響での物の値段について見てきました。需要と供給の関係で決められる商品の価格を「市場価格」と言います。 では次に、独占価格についてお話します。独占価格とは、商品を一部の企業でしか販売できないことで設定されていきます。 商品を独り占めして売ることを、専門用語で、独占販売と言います。
独占価格の決められ方は、大きく2種類あります。

1つ目が、1つ、もしくは契約した企業だけで、商品を独占して売ることです。(日本で は独占販売禁止法で禁止されています) 今は禁止されていますが、開国後の日本では独占販売で成り上がった企業が多くいました。
特に電力の分野では、1890年台前後から、10企業だけで独占していました。
2つ目が、管理価格というのですが、影響力の大きい企業が設定した金額に、周りの小さ な企業がつられてしまうことです。 例えば、ビールの市場では、キリンがかなり力を持っています。
そのキリンが設定した価格に、他のビール企業は賛同しなければ、価格競争で敗れてしま うのです。
基本的には、市場価格か、独占価格で決められている商品の価格です。
多くの経営者がやりがちなのが、ライバル企業に勝とうとして、価格を安くしてしまうこ と。
そして、価格を安くしたら、ライバル企業もさらに価格を下げ、それを見てまた価格を下 げ・・・
という具合に、泥沼にはまっていきます。
では、価格競争に巻き込まれずに生き残っていくためにはどうしたら良いのか。

3-6 価格競争から抜け出せ
価格競争から抜け出す方法は、実は1つしかありません。
それは、ライバル企業との”差別化”を図ることです。
例えば、あなたはライバル企業のA社は同じようなカメラを販売しているとします。
あなたは、A社に勝つために、どんどん価格を下げます。
A社も負けじと、価格を下げていきます。
それを繰り返すとどうなるのか。
これ以上、下げれない値段をお互いに迎えてしまい、赤字になり、破産します。
ではこの場合、どうしたらいいのか。
それは、A社との差別化を図ることです。
差別化とは、他にはない強みをつけることです。
例えば、三菱を創設した、土佐の岩崎弥太郎は、武士の中でも位の低い身分に生まれまし
た。
生活をするために、材木を売っていたのですが、これが一向に売れません。

そこで考えたのが、材木を買ってくれたら、無償で家の修理もする、というものでした。
すると、全く売れなかった材木が飛ぶように売れるようになり、それが功をなして、三菱 創設まで至ったのです。このように、他社にない強みをつけることが、価格競争からの抜け道です。

差別化を図るためには、2つの価値をつけます。
1 機能的な価値
2 感情的な価値

1の機能的な価値ですが、例えばA社にない機能をつければ良いのです。
水中でも使えるとか、遠隔でもシャッターが押せるとか、機能的に勝ることです。

2の感情的な価値というのは、喜怒哀楽に働きかけることです。
例えば、自社のマスコットキャラクターを製作して打ち出すとか。
こういう工夫が、価格競争から抜け出す方法なのです。しかし・・・
これだけでは、まだ完全に価格競争から抜け出せてはいません。何故ならば、もしこれらを行なった後に、 A社がさらに自分よりも昨日の優れた商品を出してきたら。 A社がさらに自分よりもインパクトのあるマスコットキャラクターを出してきたら。たちまちやられてしまいます。では、どうすれば良いのか。 ここにもうひとつの価値を付け加えます。それが・・・ ”自分らしさ” です。例えば、野球選手のイチロー。 世界中に彼のファンがたくさんいます。 しかし、イチローよりも成績のいい野球選手はいます。
それでも、なぜ人はイチローを選ぶのでしょうか。答えは、「イチローだから」です。
なんだか分からないけど、イチローだからいいんだよ。 これが、自分らしさをつけた価値になります。そして自分らしさをつけると

差別化から、ブランディングになります。

3-7 ブランディング
ブランディングとは、ブランド化すること。つまり、自分に価値をつけることです。

例えば、ブランディングで成功した企業の代表は、Apple社でしょう。
機能的にも優れ、見た目もシンプルでかっこいいという感情的価値にも働きかけ、 スティーブ・ジョブズ知名度と、企業としての在り方が自己表現にもなり、 スマートフォンの世界でWindowsに並ぶ2大企業へと成長しました。先行者利益をWindowsに取られたことを考えたら、実質世界一かもしれません。
ブランディングが成功するとどうなるかは、Appleが教えてくれています。
毎年出す新作のiPhoneが、値段が高いのにバカ売れ。
付属のアクセサリーもバカ売れ。まさに、最強となります。Appleを出すと、少し硬くなってしまうかもしれませんが、今の時代の成功者で、ブラン ディングをせずに成功している人はいません。
会社に属さずとも生きていける今の時代だからこそ、個人でブランディングをかけて成功 した人はたくさんいるのです。
今回は、ブランディングの話ではなく、お金の話なので割愛しますが、事業を成功に導く コツは、ブランディングです。

4 財を成すためには

4-1 お金を集めるか、人を集めるか。
それではいよいよ、財を成すための核心について迫っていきます。
結論から言います。

財を成したいのであれば、資本(元手)がないと不可能です。
これは、どれだけ駄々をこねても、資本主義である以上、絶対不変のルールなのです。
ピラミット構造でもお話しましたが、お金は天上でしか回っていないのが事実です。
なので、元手がないと、そもそもお金持ちにはなれません。
では手がないのかというとそうでもありません。 1つだけ、方法があります。 それは、人を集めることです。
お金を集めるか、人を集めるか。
どちらかでしか、お金持ちになることはできません。
これは断言します。
よく考えてみてください。
世の中のお金持ちの人たちの職業を。
不動産王・・・不動産を買う元手がある
投資家・・・投資をする元手がある
YouTuber・・・アクセス(人)を集める能力がある 経営者・・・人を集めて、働いてもらう
etc・・・
どれも全て、お金か、人が必要です。
手っ取り早いのは、お金を集める方法です。
要はどこかからか、お金を借りてきて、元手にして事業をするのが早いです。
ですが、ここでほどんどの人が断念します。
まず、日本人は極端に臆病者が多いです。
借金に抵抗があるという人がいますが、そのくらいの覚悟ならビジネスはやめたほうがいいです。 成功する人っていうのは、いつの時代もリスクをとって、自分の道を進める人です。
それに、大企業が事業を行うときは、銀行からお金を借ります。
つまり、借金です。

ビジネスに触れてこなければ、借金に抵抗があるのもわかります。
しかし、ビジネスの世界でお金を借りて元手を作って事業をするというのは、当たり前の 話です。 別に何億借金背負おうが、危険なところからお金を借りない限りは、命までは取られませ んからね。
それに今では、クラウドファンディングで誰でも資金調達ができるので、事業も始めやす いです。
どうしても、資金調達のあてがないという方は、人を集めるしかないです。
頭を使って、工夫して、SNSで人を集める仕組みを作ってください。
人がいたら、必ず重宝されます。
そして集まった人たちに対してビジネスを仕掛ければ、お金を稼ぐことはできます。

4-2 生き金と、死に金
お金には、2つの使い方があります。
生き金と、死に金です。 財を成したいのであれば、絶対に大切なお金を、死に金にしてはいけません。
死に金とは、自分の私利私欲のためにお金を使うことです。
飲み代・ギャンブル・無駄なブランド品・無駄な経費・・・
これらお金を使っているうちは、大きな財を築くことはできません。
お金は絶対に生き金にしてください。
生き金とは、使った以上のリターンが見込めるお金の使い方です。
例えば、1500円で転売に関しての本を買う。
その本を読んで、1500円以上の利益が出せたら、生き金になったということです。
例えば、100万円のコンサルティング料金を払ったとします。
その人に学んで、100万円以上のリターンがあったのであれば、それは生き金です。
例えば、海外旅行に行ったとします。
見聞が広がって、旅費以上の体験ができたと感じたら、それは生き金です。
そして1番の生き金となる使い道は・・・ 自分の仲間を連れてご飯に行くことです。
そして、仲間の話を聞き、夢を語らい、モチベーションを上げること。 そしたら、ご飯代以上のリターンは必ず得られます。

もしあなたが、資金調達を考えているのであれば、相手のお金を生き金にして、何倍、何 十倍にして返すというプレゼンテーションができれば完璧です。

4-3 元手を作る
商売では、元手が必要になります。
先に述べたように、資金調達をしてくるのが最も早いです。
しかし、資金調達ができない方がいるのも現状。 そんな方のために、いくつか元手0でも資産を形成できる方法を教えます。

4-3-a 不用品転売
今では、フリマアプリが一般化されたおかげで、誰でも気軽に自分のものを出品すること ができるようになりました。
家にある、要らなくなった不用品を転売することで、元手を作ることができます。
ゴミとして捨てるか迷っていたものを、転売して、10万円ほどの資金を作ったら、それ を元手に増やすことが可能です。
また、家に不用品がないという方は、友達からいらないものをもらって転売することもで きます。
周りにあたってみましょう。

4-3-b ドロップシッピング
ドロップシッピングとは、無在庫転売のことです。 本来の転売は、商品を仕入れて、出品するのが一般的です。
しかし、転売にはリスクがつきものです。
売れ残った時に、在庫を抱え、赤字になるからです。
そのリスクを排除した方法が、無在庫転売です。
転売したい商品を仕入れる前に、画像や説明文だけをコピーして、出品し、売れて入金が あった後に、その商品を仕入れれば、リスク0の転売が可能です。 この方法で、10万円でも資金を作れば、在庫を抱えた本来の転売に移ることができます。

4-4 小資本を転がして増やす
上の2つの方法で、元手を作ったら、次はいよいよお金を増やしていきます。
では、どうやって増やしていくのか。
これも方法は無限にあります。

例えば、先ほど述べた転売。 売れそうな商品をリサーチして、仕入れ、転売することで利益を出すことができます。
他には、情報販売の道もあります。
例えば10万円以内で、転売のノウハウや、アフィリエイトのノウハウを購入します。
それで実際に自分が利益が出たら、その方法を誰かに教えます。
教える時にお金を貰えば、10万円の自己投資で、資金を増やすことができます。
さらにいくつかのノウハウで繰り返せば、
100万円ほどの資産をすぐ作ることができま す。

4-5 失敗しにくいビジネス四原則
次に、失敗しにくいビジネスを教えます。
これはあの有名な実業家、ホリエモンこと堀江貴文さんも推奨しています。
僕も実際にこの法則に則ってビジネスをしているので、失敗せずに事業を組み立てていま す。
それでは1つずつ見ていきます。

4-5-a 小資本で始められる
1つ目は、小資本で始められるビジネスであるということです。
失敗して、多額の負債を背負う経営者の方は、最初から大きな資本を必要とするビジネス に手を出しがちです。
例えば、飲食店を例に見ます。
小さなバーを開くのにも、最初に300万円ほどの資本が必要になります。
場所代や、仕入れ代、バーを宣伝する広告費など、少なく見積もっても300万円はかかります。

さらに、初期費用だけではなく、ランニングコストもかかります。
従業員の人件費、定期的な仕入れ代、場所の家賃、電気代などなど・・・ これだけのコストをかけて、黒字にすることができなかったら、儲けがないどころか、かなりの金銭的ダメージを負うことになります。
なので、最初はできるだけコストのかからないビジネスを選ぶようにしましょう。

4-5-b 定額収入になる
2つ目は、毎月の定額収入になるビジネスです。 ビジネスモデルには、大きく分けて2種類あります。
それが、単発型か、継続型か。 単発型のビジネスモデルは、その名の通り、一度きりの収入しか入らないビジネスです。 例えば、上で述べた不用品転売や、オークション。

不用品転売も、その商品が売れたら、それまでですし、オークションも同様です。
なので、単発で資金を作るビジネスは、長続きはしません。 ビジネスを長続きさせ、安定させたいのであれば、毎月の定額収入が入るビジネスを選択 した方が良いです。
考えてみてください。
毎月この日に、決まった収入が入るというのがわかっていれば、安心しませんか? 生活ベースでもそうですが、次月に新事業を始める際も、その収入を当てにできます。

4-5-c 在庫を持たない
3つ目は、在庫を持たないということです。
在庫を持つビジネスは、どんな商品を扱うにせよ、リスクを負うということです。
ビジネスでリスクを負うことは必要ですが、負わなくて良いリスクは、わざわざ負う必要 はありません。
在庫を抱えなくてもできるビジネスを行えば、低リスクで資金を作ることが可能です。
先ほど述べたドロップシッピングも、在庫を持たないビジネスの代表です。

4-5-d 利益率が高い
4つ目は、できるだけ高利率のビジネスを選ぶということです。
利益は、売上ー経費で算出されます。
先ほどの在庫を持たないビジネスだと、在庫を抱える仕入れ代が不要のため、コストが限られ、自動的に高利率になっていきます。
また、単純に商品の単価を上げることで、利益率を高めることができます。
「でも、商品単価を上げると、売れにくいんじゃないか・・・」 こういった不安を抱えるビジネス初心者の方も多くいます。
しかし、ビジネスで難しいのは、高単価の商品を売ることではなく、数を売ることです。
例えば、1ヶ月で、30万円の商品を1つ売るよりも、1万円の商品を30本売る方が、 はるかに難易度が高いのです。
これは、ビジネスで成功するための3つの力のお話になります。
4-7で解説していきますので、ご確認ください。

4-6 ビジネス四原則に当てはまるビジネスとは

「小資本で始められる」
「定額収入になる」
「在庫を持たない」
「利益率が高い」
ビジネスで失敗しないためには、この四原則を抑えるべきだとお話してきました。
では具体的に、これらの条件を満たしているビジネスモデルをご紹介していきます。
アフィリエイト
ドロップシッピング
情報商材
・オンラインサロン
コミュニティビジネス
・仲介ビジネス
いわゆる、インターネットビジネスが大きく当てはまります。
例えば、堀江貴文さんが主宰のオンラインサロンHIUは、会費が1万円で、およそ2000名以上の方がいます。
オンラインサロンは、在庫を抱えないので、1万円の全てが、売上になります。
それだけで月商2000万円です。
このように、四原則を満たしたビジネスモデルだと、失敗しにくい上に、大きな利益を得 ることが可能です。

4-7 商売を成功させる3つの力
商売を成功させたいのであれば、3つの力をつける必要があります。
逆を言うと、この3つの力さえ身につけてしまえば、商売というのはうまくいきます。
「何をしたらいいのかわからない」という方は、まずはこの3つの力をつけるようにしま しょう。
3つの力とは、
「商品力」
「集客力」
「販売力」
です。
商売というのは、商品があって、お客さんがいて、売れてこそ、成り立つものです。
商品があって、お客さんもいるけど、売る力がなかったら、効率よく物は売れません。
商品があって、売る力はあっても、肝心のお客さんがいないと、同様に売ることができません。
お客さんがいて、売る力はあっても、売る商品がなかったら、これもダメです。
必ず3つの力が必要になることを覚えておいてください。

4-7-a 商品力
商品力が高い、低いというのは、「顧客満足度」に影響してきます。
実は、商品が粗悪でも、集客力と、販売力さえあれば、物を売ることは可能です。
しかしこれでは商売は長続きしません。
例えばあなたが、とてもすごい営業マンに、商品を買わされたとしましょう。
しぶしぶ買ってはみたものの、実際に使ってみたら、かなりの粗悪品だった・・・ ということがあったら、あなたはその商品をもう一度買いたいと思いますか?
もう少しいうと、同じ営業マンから、違う商品を提示されたとしても、買う気にはなりま せんよね?
つまり、商品力をおろそかにすると、お客さんはリピートしてくれません。
実は、ビジネスの売り上げの多くは、リピーターの再購入なのです。
夢の国、ディズニーランドが、毎年かなりの売り上げを出しているのはなぜか。

それは、顧客満足度がとても高く、リピート率がなんと驚異の90%以上を誇っているか らなのです。
そのためのディズニーの心遣いはすごいです。
スタッフ全員が、気持ちの良い笑顔で迎えてくれて、待ち時間も提示された時間よりも多くかかることはほとんどなく、園内は常に綺麗・・・ お客様の求める「夢の国」を体現しているからこそ、来園者は満足して、またディズニー に行きたいと感じるのです。
どんな商品も、商品力というのは、リピーター獲得のために手を抜けない力なのです。

4-7-b 集客力
ビジネスにおいて最も重要で、最も難しいのが、この集客力です。
集客力というのは、お客様を集める力のことです。
重要というのは、お客様がいなかったら、ビジネスは成り立たないからです。
そして初心者が1番頭を悩ませるのも、この集客力です。
ですが、最初に言っておきます。
集客力さえ身につけてしまえば、どこに行ってもお金を稼ぐことができます。
集客力の言い方を変えると、影響力や、拡散力とも取れます。
どんな企業も、この顧客獲得のために大きな広告費をかけます。
例えば、テレビCMなんかもそうです。
テレビを見ている不特定多数の方に、15秒で自分の企業価値を伝える。
それで購入者を得られるわけです。
しかし、テレビで15秒のCMを出すのにかかるお金は、数千万円・・・ なので、集客力を持っているテレビは儲かるわけです。 最近だと、YouTuberなんかもそうです。
例えば、はじめしゃちょー。
彼のチャンネル登録者は750万人もいます。
つまり、750万人もの影響力があるということです。
もちろん、そのチャンネルで宣伝してもらったら、それだけでかなりの効果が見込めます。
なので、はじめしゃちょーに企業案件を依頼すると、1本あたり2000万円近くかかります。

企業はそれで集客をし、はじめしゃちょーは2000万円儲かるわけです。
しかし、集客力をつけるのはかなり難しいです。 今から有名になりたいと思っても、成功できる人が一握りしかいないのと同じです。
それに、個人で始める場合、大企業のように大きな資金を広告費に当てることはできませ ん。
では、どうすれば良いのか。
これは工夫するしかないです。 例えば誰でも無料で使える、SNS
ここで集客をするためにプレゼント企画をする。
とかですね。

4-7-c 販売力
販売力は、物を売る力のことです。
リアルの世界で物を売るのであれば、営業力が必要になります。
ネットの世界で物を売るのであれば、買いたいと思わせる文章力が必要になります。
つまり、コピーライティングです。
どれだけいい商品を扱っていて、お客様がいても、営業力がなければ、満足に物を売るこ とはできません。
営業のノウハウは別で作りますので、ここでは具体的には述べません。

4-8 ビジネスの計算式と補足
「売上=数量×単価」 売り上げを上げたいのであれば、単価を上げるか、売る数量を増やすしかない。 単価を上げた方が、圧倒的に難易度は低い。
「お金=商品力×集客力×販売力」 「結果=知識×マインドセット×経験」

5. 資金管

成功者には共通点がいくつかあります。
その1つが「資金管理」です。
この資金管理をおろそかにして、成功している人を、僕は見たことがありません。
成功者のインタビューでは、この資金管理の重要性をかなり念押しに話します。
ここでは、資金管理について、成功者の例を出しながら解説していきます。

5-1 貯金や節約するべき?
日本人は、必要以上にお金を貯めたがる習性があります。
これは昔からの教育でそう教わってきたことなので、仕方がないかもしれません。
反対に、経済的に成功している方は皆、貯金なんてするなと言います。 果たしてどちらがいいのか・・・
実は、この議題には大きな価値観の差があります。
成功者のいう貯金するなというのは 「どうせ寝かせているお金なんてあってもなくても一緒だから、だったら投資に回した方 がいいのではないか」
ということなのです。
しかし、今の日本では、毎月3万円貯金するのがやっとの人もいるでしょう。 その人たちに、投資しろなんて言っても、たかが数10万円貯まったところで投資しても 意味がないです。
成功者の方々は、大量にお金を使っても、それ以上に入ってくるので、貯金なんてするな と断言しています。

では、貯金や節約はした方がいいのかどうか。 僕の答えは「意味のない貯金や節約はするな」ということです。
例えば、スーパーで10円安い方の野菜を買ったり・・・ はっきり言って、それは意味がない節約です。
他には、五百円玉貯金をしたり。
これも何年たっても数十万円しかたまらないので、意味がないです。
なんども言いますが、世の中は資本主義なので、ピラミッドの上位層でしか大金を稼ぐこ とはできません。
数百円を毛鶴くらいなら、本でも買って、稼ぎ方を身につけて上位層に入る努力をした方 が、何倍も得策です。

なので僕は、貯金や節約をするくらいなら、投資した方がいいと思います。
そして成功すると、どれだけ使っても、毎月数百万円は絶対に手元に残るようになります。
要は、使っても、使っても、使えきれない状態になるのです。 そうなるまでは、貯金や節約分を投資に回しましょう。

5-2 どんな投資がオススメか
では、資金のない方がするには、どんな投資がオススメなのか。 バイナリーオプション、株、FX、積立・・・ 様々なものがありますが。

答えは1つだけです。 自己投資です。
潤沢な資産が1億円を超えるまでは、今述べた投資はする必要はありません。
何故ならば、そんな1億円未満の投資は美味しくないですし、万が一失敗して0になった ら、復活するのに大きな時間がかかるからです。
そこに労力を使うくらいなら、自己投資して、自分のレベルを上げて、商売の力をつけた 方がはるかに良いです。
もし商売に成功したら、万が一投資に移って失敗しても、何度も復活できるので・・・ 絶対に資産が1億円を超えるまでは、自己投資に集中してください。 僕のオススメの自己投資を教えていきます。

5-2-a 本を買う
1番少額でできる自己投資が、本を買うことです。 人生を大きく変える出会いは、人か、本か、と言われるくらい、本への自己投資は重要で す。
自分の身に着けたい分野の本をどんどん買って、自分の知識にしていきましょう。
5-2-b セミナーに参加する
今はインターネットの発達で、成功者の方々と直接触れ合える機会が多くなりました。 そのうちの1つがセミナーです。
セミナーでは、成功者が、自分の体験を直接話します。
そこに触れて、自分のコンフォートゾーンを広げることができたら、どんどん成長につな がります。

5-2-c 海外旅行僕が18歳の時から欠かしていない自己投資です。
毎月一度は海外にいきます。
異国の文化に触れることで、今まで当たり前だと思っていたことが、当たりまえではない と感じることができます。
さらに、経済的な観点で文化を目にすると、ビジネスの幅を広げることができます。

5-2-d 人に会いに行く
これも僕が欠かさず行っていることです。
この人に会ってみたい!と感じたら、世界中どこにいてもアポを取って会いにいきます。
もしそれが、芸能人だったら、周りにツテがないかきて、紹介してもらったりします。
人と出会うと、人生は大きく変わります。
そう行ったところに、経費を惜しまずに僕は自己投資します。

5-3 ユダヤ式の資金管理術
人数は少なくても、大富豪を多く出している民族ユダヤ人。
彼らは、どのように資金を管理しているのでしょうか。 ユダヤ人は、自分の資産を3つに分散しています。
「現金」「商品」「不動産」 この3つに分けているそうです。というのも、ユダヤは迫害されてきた民族なので、土地を追われ、不動産を取られたとし ても、現金や商品は残せるだろうと考えているからです。 ユダヤ聖典タムルロードにも、3分法で保有すべきと書かれています。
このように自分の資産を3つのポートフォリオに分散することによって、リスクヘッジを しています。

5-4 僕の資金管
発想豊かなビジネスを展開するために、僕は貯金はしません。
では、お金を何に使っているのか。
基本的には、自己投資と、事業投資に使っています。
自己投資は、上で述べたようなものです。
事業投資は、伸びそうな事業にガンガン投資したり、伸びそうな人に唾をつけたりします。
「この子、伸びしろあるな」って子をご飯に誘ったりします。 結局、僕の思う一番良いお金の使い方は、仲間とのご飯だと思います。

 

終わりに

さて、いかがだったでしょうか?

少しでも明日からの生活にお役立ちできればと思います

日本は特にマネーリテラシーが低いので、
多少なりとも成長に繋がればなと思い書かせていただきました

 


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